彼岸花
2013年10月02日
お彼岸が過ぎ、秋の気配が漂ってなぁーと思えばもう10月。
会社の近くの道端に片寄せあって咲く彼岸花を見つけました。
子供の時は、その独特の色とお彼岸の頃咲くからなのか寂しい感じがして好きではなかった。
その真っ赤な放射状の花は彼岸の頃にどこからともなく突然花が咲いて花が枯れた後に葉が
伸びてきて冬と春を越して夏近くなると葉は全く消えてしまう…不思議な花ですね。
そんな彼岸花には沢山の呼び名があるんですね。一部抜粋してみました。
①「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているそ
うです。
②韓国では「サンチョ(相思華)」由来は「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。
③日本ではもっとも呼び名が多く、地獄花・幽霊花・狐花など。
おめでたい「天界に咲く」花と同時に反するような意味の「地獄」花とも呼ばれていてなん
とも不思議な花なんですね。大人になってからはこの妖艶且つ可憐にも見える真っ赤な放射
状の花びらの彼岸花がなんだか好きです。
毎年、時期を忘れずに突如と現れて秋の訪れを感じさせてくれるその姿は朝の通勤の時間を
ほんのちょっと潤してくれます。
久木原
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